スーツを自宅で洗濯する(衣替え時期の備忘録)

世間のサラリーマンのみなさんは、スーツ何着くらいで回してるんでしょうか?

私は、柔らかい生地のスーツが好きなので、一週間毎日着替えられるように、夏・冬6着ずつで回しています。

スーツ自体は、シーズンオフに安く買うことで節約してますが、それだけスーツがあると、衣替え時期のクリーニング代が大変です。

妻と共働きのときは、クリーニング代も気にならなかったのですが、妻が退職した年の春の衣替え時に、クリーニング代が3万円超(スーツ6着、夫婦のコート3着、その他)と聞き、唖然。

そこで、禁断の「スーツの洗濯」にチャレンジしてみることにしました。

 

1.用意するもの

  • エマール(アクロンでも可)
  • 洗濯ネット(100均で一番大きいもの)
  • 大き目のハンガー(上着用)
  • スラックスハンガー×2またはピンチハンガー
  • アイロングローブ(必須!ダイソーにあり)

2.手順

 ①スーツを洗濯ネットにきちんとたたんで入れます

 ②洗濯機に入れて、ドライコースで洗濯します

 ③選択後のしわしわのスーツを引っ張って形を整えながら陰干しします

 ④アイロンをかけます

 

 

3.メリットとデメリット

<メリット>
  最大のメリットは、目論見どおり金銭面!

  少なく見積もっても年間1~2万円は節約になっています。

  さらに、石油系の溶剤で洗わないことによるメリットもありました。

  私は溶剤の香りや肌触りが嫌いだったので、さらさらで着心地がよくなり快適です。

  また、細番手の生地のスーツで問題になるクリーニングによるテカリについても、

  溶剤の影響がないため少ないようです。

 

<デメリット>
  まず、皆さん気になる縮みですが、ウール生地についてはまったく問題なかったです。

  (エマールでドライコースで洗って縮むような生地であれば、汗や雨でも縮んでしまうだろ、といわれ納得。)

  ただし、「裏地」と「糸」は縮みました。

  ウール生地と収縮率に差があるので、多少問題となりました。(汗)

 

  「裏地」については、通常見えるところでもないので、特に気にしないことにしました。

  「糸」については、縮むことで生地を引きつらせてしまうので、

  陰干し時やアイロン時によく引っ張り伸ばして、それなりに回復させます。

 

<その他>

  襟(ラペル)の中が水に弱い素材などを使われていると、洗うととんでもないことになるらしいです…

  スラックスのセンタープレスは、やはりクリーニング店のようにはできません。

  (家庭用アイロンの問題か、技術の問題か…)

  そこで、我が家ではズボンプレッサーを買って解決しました。

  洗濯時だけでなく、日常的に使えますのでお勧めです。